NIPT 出生前診断(NIPT)

妊娠したら最初にNIPTについて勉強しましょう。

ジェニファー

2024年8月までの3年間ブログ更新をストップしていました。

30代にさしかかる2020年にコロナを経験し、生活と仕事の環境が激変しました。

日本での妊活⇒妊娠⇒出産というわたしの人生においてもっとも貴重かつ尊い経験、

そして2024年はじめに待望の第一子を授かることができました。

わたしの実体験から日本の医療環境、医療制度、医療関係者の質の高さには目を見張るものが

あり、日本が世界に誇れる高度医療レベル、医療従事者、医療機関、医療制度のおかげで

母子ともに健康だったといっても過言ではありません。

ほんとうに心から感謝する気持ちでいっぱいです。

ジェニファー

日本での妊娠してから気になったこととは?

それはすべての妊婦さん、妊婦さんのご家族、そして生まれてくる赤ちゃんにとって

一番と言っていいほど重要な【出生前スクリーニング検査=NIPT】についてです。

NIPT認証施設の総合病院の産科や産科医でさえ、NIPTに関してわたしから

聞かなければ答えてくれません、といったスタンスで正直驚きました。

ジェニファー

すべての妊娠さんにNIPT検査の重要性を認知してほしい

わたしは海外(アメリカ、イギリス、ドイツ、中国など)と同様に日本のすべての

妊婦さんがNIPTに関する正しい知識と情報を共有するべきだと強く思っています。

NIPTの国内外事情、メリットとデメリット、正確な知識と情報を共有した上で、最終的に

NIPT+胎児ドックを受けるか否かを妊婦さんそして妊婦さんのご家族が判断するべきだと。

私自身の場合、30代での妊娠でしたがたとえ20代であってもNIPT+胎児ドックは

選択していました。それほどわたし、わたしの家族、生まれてくる赤ちゃんにとって

重要な検査なのです。

NIPT検査の普及が目的ではありません、受けたくない人も当然いるはずです。

出産後にNIPTのことをよくしらなかったとか、後悔することがないよう、

すべての妊婦さんにNIPTの正しい知識を認知していただくことが目的です。

目次

NIPT(出産前スクリーニング検査)とは

  • 妊婦の血液中のDNA断片を分析することで、胎児の染色体異常の可能性を調べる検査です。
  • 赤ちゃんの染色体疾患を確定できる検査ではありません(非確定的検査という位置づけの検査です)。
  • 赤ちゃんの性別は検査対象外となります。※非認証医療機関では可能
  • 検査結果はおよそ2週間後に出ます。
  • 検査結果は「陰性」「陽性」「判定保留」の3種類あります。
  • 結果が陽性であった場合には、必ず確定診断のための羊水検査が必要になります。

NIPT認証医療機関と非認証医療機関の違い

日本では日本医学会の中に作られた出生前検査認証制度等運営委員会が認証している医療機関を認証施設、認証していない医療機関を非認証施設、という位置づけとなります。

認証施設は、3種染色体異数性検査(21トリソミー・18トリソミー・13トリソミー)のみが検査対象ですが、非認証施設は、オプションで全染色体異数性検査(常染色体異数性1番~22番染色体性染色体異数性 X, Y染色体微小欠失症検査まで検査できるといった違いがあります。

認証医療機関、非認証医療機関どちらも合法です。違いをわかりやすく言えば日本医学会のガイドラインに賛同し、3種染色体異数性検査のみ行う場合は認証医療機関として、3種染色体異数性検査以外の検査も提供したいと考えている医療機関は非認証医療機関としてNIPT検査の普及に貢献しています。

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