(その3)では、国内で買付ける場合の注意点についてお話いたしました。
今回(その4)では、最初の注文が成約するにはどうすればいいか具体的に書いていきます。
去年と今年は新規事業の立ち上げなどで、バイマはすこしおろそかにしていました。
それでも、成約件数1800点以上、売上ランク500番台を維持しています。
主な買付先のイタリアを以前のように行き来できるようになればまた力を入れる予定です。
何が売れるかなどリアルに知り尽くしているショッパーの一人です。
買い付ける国によって他のショッパーより有利に出品できるブランドがあります。
ショッパーの半数はアメリカかヨーロッパでの買い付けです。
アメリカでの買い付けとヨーロッパで買い付けでは状況が異なります。
今回はアメリカで買い付けるケースについて詳しくお伝えいたします。
目次
アメリカでの買い付け
おススメのブランド
アメリカで買い付ける場合のおすすめするブランド。
- TORY BURCH
- MARC JACOBS
- FURLA
- ご自分の大好きなブランド
これら3+1ブランドのバッグでしたら短期間で売れます。
価格は3万円から6万円。
3万円以下はライバルが多すぎます。
薄利でライバルが多いので利益がでません。
無在庫で出品する
在庫を持たない、いわゆる無在庫で出品する場合のチェックポイント。
- 最新モデルだけにフォーカスして出品する。
- State Sales Taxがかからない州で購入する。
- いきつけの正規販売店かデパートを決めてスタッフと仲良くなること。
- スタッフから事前にセール情報を入手して出品する。
Nordstrom ノードストローム
ノードストロームは、全米最大の高級百貨店。40州におよそ380店舗あります。
近所にノードストロームがあれば、もうバイマで成功したのと同じです、ほんと(笑)
わたしを含めてバイマのアメリカの上位ショッパーの多くは、ここで買い付けています。
一部の超高級ブランドは例外として、ほとんどの有名欧米ブランドの正規販売店です。
偽物は99.99%ないですし、レシートは日本の税関やバイマでも有効な書類なので安心です。
近くにない人はノードストロームオンラインショップを活用してください。
Nordstrom Rack ノードストロームラック
アメリカは日本と違い、商品の取り引きはすべて返品なしの買い取りです。
ノードストロームは年間数千億のブランド品を買い取って店頭で再販しています。
ノードストロームラックは、ノードストロームのセール品専門店の名前です。
掘り出し物がたくさんあります。
在庫をもって販売する
わたしの関連会社は、先に商品を買い付けた在庫品を販売しています。
在庫品販売のメリット
- 人気モデルをセール価格で買い付けられると利益が大きい。
- 日本に在庫を保管するとバイマでスピード発送の表示ができる
- 国内スピード発送は、海外発送に比べて3倍以上早く売れる
- 売り切れでの注文のとりこぼし、がなくなる
- バイマ意外の販売経路で販売できる
在庫品販売のデメリット
- 資金が必要
- 商品の目利きがないとデッドストックになる可能性がある
- 仕入価格の相場を知らないと損をする可能性がある
商品の目利き、価格の相場をしらないうちは在庫品販売をおススメしません。
商品の目利き、仕入れ価格の相場をしらないうちは在庫品販売をおススメしません。
アマゾン関連会社 SHOPBOP
shopbopはアメリカ、ウィスコンシン州マディソンで1999年に実店舗を開業。
その後、オンラインショップshopbop.comを開設しました。
2006年2月にアマゾンに買収されて、現在はアマゾンの傘下です。
Nordstrom以外だと shopbop.com での正規ブランド品の買い付けをおすすめです。
SHOPBOPのメリット
- カスタマーサービスは(メールに限り)日本語で対応可能です。
- 日本まで3日で届くような物流輸送、配送システムを完備。さすがアマゾングループ。
- アマゾングループなので正真正銘の本物、正規品なので安心です。
- 取り扱いブランドはなんと600以上。
- 海外通販で高品質なデザイナーファッション製品が低価額で購入できる。
かなりの品揃えですので、公式サイトをのぞいて見るだけで楽しいですよ。
いかがでしたでしょうか?
アメリカで買い付けができる方の参考にしていただけるとうれしいです。